アトピーと漢方薬についてご紹介します。
現代の人々には、いろいろなアレルギー症状で悩んでいる人が非常に多いといわれています。
たとえば、春先になるとマスクをしている人を数多く見かけます。これは花粉症の予防のためですが、これも立派なアレルギー症状の一種です。
皮膚にあらわれるアレルギー症状で代表的なものがアトピーです。このアトピーで苦しんでいる人も数多いといわれています。
このアトピー、いろいろな治療法が実施されています。その中でアトピーを漢方薬で治療するという方法があります。
アトピー用の漢方薬としては、「補中益気湯」や「消風散」、「六味丸」といった薬が効果を発揮すると期待されています。
これらアトピー用の漢方薬ですが、多少の違いはあるかもしれませんが、それぞれ一ヶ月換算すると約1万円、7500円、6000円といったところが相場になっているようです。
しかし、ここで気をつけなければいけないのが、アトピーに漢方薬を服用すれば症状が消えて無くなるという保証がないということです。このことを理解するには、漢方薬の役割を理解する必要があります。
漢方薬は、我々が本来持っている力を最大限に発揮することが目的であるといわれています。
ですから、漢方薬がいろいろな症状をなくすということでは必ずしもないのです。
アトピーも、不摂生な日常を送っていることが我々の身体の能力を弱体化させていて、発症しているのではないかといわれています。
そこで、アトピー等に漢方薬を服用することで、身体の能力を100%引き出し、症状を改善させていくというわけです。
特に女性の人で、中年と呼ばれる時期になるととても苦痛に感じる症状があらわれるといいます。感情が不安定になったり、だるくなったりという症状です。これを更年期障害といいます。
また、現代では、少数ではありますが、男性の人でも更年期障害に陥ることがあるということも分かっています。
この更年期障害、漢方薬で治療することはできないのでしょうか?実は、更年期障害に効く漢方薬というのはいくつかあるようです。
しかし、更年期障害のタイプによって、使われる種類が異なってくるといいます。そこで、その更年期障害のタイプを見ていきます。
更年期障害には、漢方薬の観点からは3つのタイプに分けることができるといわれています。
まずは、冷え性やむくみといったことが代表的な症状としてあらわれる人です。この人に対して効く漢方薬は、当帰勺薬散と呼ばれるものです。
また、いらいらすることがあったり、不眠症状が起きたりといった精神的な症状が目立つ人には、加味しょう(肖にしんにょう)遥散という漢方薬が効くといいます。
最後に、のぼせや肩こりといった血の気の多いことが原因と見られる更年期障害の症状の人には桂枝ふく(草冠に伏)苓丸というものがいいといいます。
このように、同じ更年期障害でも、その症状には違いがあります。そのため、使われる漢方薬にも違いが生まれるというわけです。
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